TOOLS

TOOLS

包丁特集 「ツヴィリング ブランドを体現するナイフたち」

2020/06/13

BDCA5B2F-E966-4C5B-B045-52E0423BF8DA

ナイフ・オブ・ザ・マンス 6月 : 「ツヴィリング ブランドを体現するナイフたち」

6月13日はツヴィリング の創立記念日。今年で289周年を迎えます。この日を記念して、今月の「ナイフ・オブ・ザ・マンス」は、創立より数多く作り出されたナイフシリーズより、欧米文化を色濃く感じさせるロングセラーのナイフや、日本のキッチンのために開発されたナイフなど、ツヴィリング ナイフを代表する、3シリーズをご紹介します。

– PROFESSIONAL “S” (プロフェッショナル “S”)

まずはじめに、ご紹介するのが、PROFESSIONAL“S” (プロフェッショナル “S”)です。

 

Chef_Thick_20cm_31021-200

 

写真の製品はこちら

正統派フォルムの「ストレート」ハンドルと、サビに強く鋭い切れ味が持続するブレード(刃身)が特徴のプロフェッショナル“S”シリーズ。1992年にドイツで発売され、瞬く間に欧米のシェフが愛するロングセラーとなり、後に多くの日本のシェフからも愛用されるようになりました。

ツヴィリング独自の製造方法「シグマフォージ」を採用し、切っ先(刃の先端部分)から柄尻 (ハンドルエンド)まで一枚のステンレススチールから作られるため、堅牢な作りになっています。また、ブレードとハンドルの結合部分にあるボルスターというパーツを、「フルボルスター」と呼ばれる仕様で仕上げることにより、指への負担を軽減させ、快適なグリップをもたらします。

 

Chef_Thick_20cm_31021-200(フルボルスター)

フルボルスター

ヨーロッパのナイフ文化を感じさせる、ナイフの重みを利用して食材を切るナイフシリーズなので、様々な用途に合わせて使い分けができるよう豊富なラインナップを揃えているのも魅力です。

– ツイン プロ HB

そんなドイツ製のナイフとして日本でもロングセラーとなっている、プロフェッショナル “S”シリーズを、日本のキッチン向けに開発したのが次にご紹介する、ツイン プロ HB。こちらのシリーズは、幅広いユーザーに対応するベーシックなナイフで、日本のマーケット向けに開発されました。

 

30647-180_Santok_180

写真の製品はこちら

刃の部分は、ツヴィリング独自の焼き入れ処理 「フリオデュア」を施した特殊ステンレススチールを使い、職人の手による本刃付けを行うことにより、どこまでもシャープな切れ味をもたらします。

プロフェッショナル“S”をベースに開発されたナイフですが、アーチ型のハンドルシェイプに変えることで、あたかもナイフと手が一体になったかのような安定感をもたらし、長時間使っても疲れにくい構造になりました。

また、ハンドルの外側からは見えませんが、ブレードからつながり、ハンドルエンドまで差し込まれている「中子」というパーツがナイフに重量感をもたらすことで、ハンドルを持った際の使用感がよくなります。

しかも、ツイン プロ HBはボルスターを「ハーフボルスター(半ツバ仕様)」に変更することで、軽量化しつつも同時にブレードとハンドルのバランスの向上を図ることで、日本のマーケットの合うナイフとなりました。

ちなみに、「ハーフボルスター」は衛生面に優れているだけでなく、「フルボルスター」にはないアゴ部分が、じゃがいもの芽取りなどの調理に重宝します。

 

30647-180_Santok_180 (ハーフボルスター)

*ハーフボルスター

まさに、ツイン プロ HB は、全てにおいて、ツヴィリングの培った技術が凝縮された逸品といえます。

– ツヴィリング アーク

最後にご紹介するのが、ツヴィリング アーク。アークとは、日本語で「弧 (こ)」という意味。往来のアーチ型ハンドルシェイプをさらに進化させ、まるで自分の手の延長のように扱えるようなナイフを生み出したいという願いから開発が始まりました。

 

Santoku_38877-160

 

写真の製品はこちら

多くの試作品の末、出来上がったハンドルはどこまでも丸みのある曲線となり、どのような握り方をしても掌に触れる面積を大きく取るように設計することで、握った際に安定感をもたらします。また、熟練した職人による手仕事で丁寧に磨き上げられた表面は、手のひらに吸い付くような感覚で手にしっくりと馴染む仕上がりに。

ブレードには、刃欠け・刃こぼれに強い「FC61 ファインカーバイド」を採用し、ツヴィリング 関工場の職人が、切れ味と持続性とのバランスを考慮して絶妙な角度で刃付けを施すことで、鋭い切れ味が長く持続しながらも、メンテナンスのしやすいナイフが出来上がりました。

さらに、プロフェッショナル “S”シリーズから受け継がれている、「重さで切る」というツヴィリングナイフの哲学を貫きつつも、ボルスターを支点にブレードとハンドルの重量バランスを調整することにより、使い心地の良い重量も実現。

使いやすさと高いパフォーマンスが共存する、ツヴィリングの新しいスタンダードモデルとも言えるナイフシリーズです。

長い年月を経て、日々進化するツヴィリング のナイフたち。気になるナイフはありましたでしょうか。今後もツヴィリングは、みなさまの食卓をより豊かなものになるような、ナイフの開発を引き続きおこなってまいります。

スペシャルキャンペーン開催中

2020年6月30日(火)までの期間限定でスペシャルキャンペーンを開催中。期間中に、「ツインプロ HB 三徳包丁」と手早く切れ味をよい状態に仕上げるシャープナー 「ツヴィリング V-エッジ シャープナー」¥8,800 OFFの¥16,500にてご用意しました。この機会にぜひお試しください。

商品詳細はこちら

【期間】2020年6月13日(土)〜 6月30日(火)

【実施店舗】公式オンラインショップ、直営店

 

 

 

この記事をシェア

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEで送る