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2022/06/22
ご自宅でもまるでレストランのような味が再現できる調理法 “低温調理*” をご存じですか?
ツヴィリング 調理家電シリーズ エンフィニジー からこの夏、温度と時間をコントロールし、食材のおいしさを最大限に引き出す 低温調理器 が新発売!製品の詳しい紹介を、製品発表会の様子と共にご紹介します。
*低温調理とは、通常の調理方法である、煮る・焼くと比べ、低温 (40℃〜90℃程度)で長時間加熱する調理法。一般的には、食材を保存バックに入れ湯煎します。
発表会が行われた会場は、東京駅に隣接する便利なアクセスと上質な空間で、ビジネスにはもちろんレジャー滞在場所としても人気なオークウッドプレミア東京。発表会の入り口に、今回発売となった低温調理器や低温調理をサポートするキッチンアイテムなどをディスプレイして、参加者をお迎えしました。
発表会はまず、ツヴィリングのマーケティング・ディレクターが登場。調理家電シリーズ エンフィニジー のご紹介と共に、低温調理の3つの特徴を伝えました。
どれも他の調理方法ではなかなかできないことが簡単にできるのが魅力です。
次に、開発担当より低温調理の仕組みなどをご紹介しました。
せっかく買ったいいお肉をステーキにしたら、「美味しく焼けなかった」という経験はありませんか? 外側を焼きすぎたり、中心がレアになってしまったりと、ご自宅で好みの仕上がりにするのはなかなか難しいもの。ですが、絶妙な火入れをご自宅で失敗なく、かつ簡単にしてくれるのが今回ご紹介する低温調理器です。
ちなみに、まだまだ知らない方も多い 低温調理。実は、シェフの間では随分前から使われている調理方法なのですが、厳密な温度調整ができる専用機械がないとできないテクニックだったため、家庭料理での再現は難しいと言われていました。そんな手間を手軽にするのが、今回発売された、エンフィニジー 低温調理器。水を温め、鍋の温度を一定に保ちながら、食材をベストに仕上げる温度調整が電気で簡単にできます。
タンパク質
肉や魚のタンパク質は、40℃前後でねっとりとおいしくなり、60℃以上で水分が抜け、硬くなりはじめます。40〜66 ℃で加熱することでやわらかくジューシーに。
コラーゲン
骨つき肉やすじ肉などに含まれるコラーゲンは、77℃の温度設定で、3時間以上の加熱することでゼラチン化し、とろけるようにやわらかくなります。
ペクチン
野菜や果物に含まれるペクチンは、栄養吸収の働きを促す食物繊維の一種。80℃以上で分解され、堅い食材がやわらかくなります。また、さつまいもなどのデンプンも糖質に変化するのでいつもより甘くなります。また、低温調理はバッグ に入れて調理するため、食材の栄養や香りが逃さないのも嬉しいポイント!
ちなみに、人気の甘酒や味噌などの発酵食品も低温調理器を使うことでご自宅でも作ることができます。
使い方は簡単とお伝えしている低温調理、そのステップは3つだけ!
1. 保存バッグに食材とハーブや調味料などを入れて空気を抜く。
2. 高さ10cm以上の鍋に水を入れ、低温調理器をセット。タッチディスプレイで時間と温度を設定するだけでOK。設定した温度になったら、保存パックに入れた食材をお鍋に投入。真空状態にすることで、食材に熱がムラなく、均一に伝わります。
3. ブザーが鳴ったら調理終了。ステーキなど外側をカリッとした仕上がりにしたい場合は別途フライパンなどで軽く焼きます。
低温調理と聞くと手間がかかりそうな印象を持つ方もいると思いますが、温度調整をしたお鍋に入れた後は機械任せ。料理が出来上がるのをゆっくり待つだけです。
そして、開発担当が、低温調理器と共に「ぜひ使ってほしい」と参加者にオススメしていたのが、食材を専用バッグに入れ、ボタンを押すだけで数秒で真空状態にできる 真空保存器 「フレッシュ&セーブ」。バッグからしっかり空気を抜くことで、食材が鍋で浮かびにくくなるため、さらに食材に均一に熱が伝わるので、一緒に使うとさらに低温調理が簡単になります。
開発担当者からの説明のあとは、エンフィニジー 低温調理器向けにレシピブックを開発された、お料理研究家で低温調理教室も開催する、川上文代先生が登場!低温調理器について「シェフの勘よりも、誤差のない温度設定と簡単なステップだけでとっても美味しい料理ができますよ。また、調理器自体の価格もお手頃なので、ぜひ試して頂きたいですね」とお話されました。
トークショーの途中からは、川上先生のフードが提供され、温度別に調理された食材について詳しくお話頂き、会場からは「美味しい」とのお声も多く頂きました。
今回の発表会にて提供された、フードを一部ご紹介します!
ノルウェー産のサーモンマリネは、生のまま、44℃で加熱、55℃で加熱したものをテイスティング。川上先生曰く、「44℃のサーモンは調理したことで生臭みが消え、とろったした味わいに」。また、55℃で加熱したサーモンはミディアムレアで加熱した状態。44°Cに比べ、しっかりした食感になるそうです。
お皿の下部分にあるいくらは、生のまま、55℃、77℃、88℃の3つの温度設定で加熱されたものをサーブ。温度が上がるにつれてねっとりクリーミーな味わいになるそう。高温調理と違い、細かく調整できる温度設定により、お好みの食感に調理できるそうなので、自分好みの味を見つけるのも楽しいそうです。
0℃〜99℃の範囲で選べる温度と、タイマーは最大99時間50分まで設定可能なエンフィニジー 低温調理器はワンタッチで準備完了!ムラなくロゼ色に仕上がったローストビーフや、口の中でとろけるように柔らかく煮込まれたビーフシチューなど、プロが作るような一品でぜひご自宅で作ってみませんか? エンフィニジー 低温調理器を購入された方にはもれなく、今回の発表会に登壇された川上先生のレシピブックがついてくるので、いつもとはちょっと違う一品がすぐ作れるようになりますよ。