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ZWILLINGバーチャル工場見学 with 関高校

2016/12/21

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ZWILLINGの日本製ナイフを製造している、岐阜県・関工場。今年の秋、文科省「スーパーグローバルハイスクール」認定の地元・関高校の生徒さんたちが、工場見学に訪れました。

その頃ちょうど、一部リニューアルを終えたばかりの関工場。みなさんもこのページで、関高校の方々と一緒に”バーチャル工場見学”を楽しんでみてください。

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新しくなったのは工場だけではありません。エントランス部分に、ZWILLINGグループブランドを揃えたショップが登場。産地直送?!のMade in Japanナイフをはじめ、製品の数々をお手にとっていただけます。

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さて、それでは中へ。工場内へ向かう階段には、歴代のZWILLINGロゴが。1938年に発売された世界初のキッチンバサミ「クラシック」など、歴史を刻んできた写真も添えられています。

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まず現れるのは、試験ルーム。製品にさまざまなテストを行い、品質の確認やさらなる改良に活かしています。こちらは、ブレードをたわませて強度をチェックする計器。包丁を落として衝撃に対する強さを調べる機器なども並んでいました。

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広いスペースが取られた試作室。多種多様なパーツのサンプルや3Dプリンターが置かれ、研究開発が行われています。

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ブレードとハンドルを自由に変えられる体験キットも。TWINシリーズのハンドルにMIYABIのブレードという、贅沢なコラボも試せます。皆さんなら、どれを組み合わせてみたいですか?

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生産ラインアップの中には、木製ハンドルのシリーズも。製品にふさわしい材質を求めて、木材のサンプルも様々に集められています。

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よく見ると、すべてハンドルの長さや形が違う雅 6000MCT。みなさんのお手もとに届くのは、いくつもの試作品を経て決定した最終形の製品です。

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ではいよいよ生産の現場へ。入り口の付近は、溶接のブースが並ぶコーナー。ハンドルの中を通る金属の部分「中子」と、ブレードを溶接します。

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中を進むと、工場の中でもひときわ目立つ熱処理のエリア。ブレードに強さとしなやかさを共存させるための、「焼き入れ」と「急冷」を行います。

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コンピューター制御された機器に、整然と送り込まれていくブレード。「焼き入れ」の工程では、素材の硬度や性質を最大限に引き出すために、最適な温度と時間設定が求められます。

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高温で焼き入れを行った後、最低-196度まで急冷、再度温める硬化処理を施します。「クリオデュア」「フリオデュア」と呼ばれるこのZWILLING独自の技術が、鋼材の組織を安定させ、強度がありながら弾性のあるブレードを生み出します。

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ピタッと揃って見えますが、プロの目ではパッと見ただけでも、この中で7、8枚「ひずみ」が出ているそう。熱処理によって、ブレードはわずかに歪みます。このひずみを、職人が1枚1枚ハンマーで叩きながら直していきます。

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製造の過程で、研磨するのはブレードだけではありません。ハンドルも、組み上げた後1本1本丁寧に磨き上げます。

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ハンドル研磨は荒・中・仕上げに分かれており、まるで砥石のよう。持ちやすさと疲れにくさを追求して、立体的に磨き上げます。

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いくつものステップに分かれて、それぞれの職人がブレードを丁寧に手作業で研ぎあげていきます。様々な機器の作業音が途切れなく続く工場内。集中を要する作業のため、全ての職人さんが耳栓をして感覚を研ぎ澄ませています。

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研ぎの工程ごとに、シャープニングマシンの形状も変わります。刃先に仕上げの研ぎを施す「刃付け」は、切れ味に息を吹き込む最終工程。

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製作中のナイフが置かれた棚。こうして見ると、あることに気づきませんか?雅5000 MCD、 6000MCT、ボブ・クレーマー….。各国に工場を持つZWILLINGの中で、関工場の日本の職人たちが最高級クラスのナイフを手がけています。日本の”ものづくり”の高い技術の証です。

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見学を終え、関高校のみなさんも切れ味を体験。トマトが殆どナイフの重さだけですっと切れる感触に、思わずびっくり!お料理好きな方はもちろん、包丁を普段ほぼ触らないという生徒さんからも歓声が上がっていました。

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熱心にメモを取りながら回ってくれた、生徒さんたち。日本の職人技をさらに高め、未来へ受け継いでいくメッセージを、ものづくりの現場で見つけていただけていたら嬉しいです!

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