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2016/04/11
蒸す、焼く、揚げる、など多彩な調理に役立つストウブ。「ストウブでできること」をトータルに知っていただける連続クッキングクラスが、「ホームマスター講座」です。
お得意の調理法として、いつも初回のレッスンに取り上げているテーマが「蒸す」。茹でるのに比べて味や香りを逃さないので、食材の美味しさも栄養もギュッと凝縮されるんです。
例えば枝豆を蒸してみると、茹でた時とは違った仕上がりに。ココットの底にアルミホイルを敷いて、洗った枝豆を水気が付いたまま入れます。蓋をして弱火にかけて、30分ほど蒸し焼きにすれば出来あがり。
粗塩をふって食べてみると、豊かな香り、そして豆本来の濃厚な「甘さ」に驚くはず! こちらは京都でのレッスンだったため、「丹波産黒豆」の贅沢な蒸し枝豆を試食。ココットで蒸し煮したバターナッツ南瓜のポタージュとともに、野菜ってこんなに美味しいんだ!とあらためて実感する味わいでした。
緑豆やじゃがいもなどデンプン質の野菜は、調理中にゆっくり温度が上がるほど、甘みがしっかり引き出されます。鋳物製のストウブは、弱火にするとじっくり優しく火が通るので、この条件に打ってつけの調理器具なのです。
“蒸す”以外にも、オーブン料理やコトコト煮込むなど楽しみ方はいろいろ。全国で開催されるクッキングクラスの情報も、順次ブランドサイトなどでお知らせしています。「キッチンマイスター」でも紹介したいと思いますので、ぜひ試してみてください!