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2016/12/13
STAUB初のメイド・イン・ジャパン製品「Le Chawan(ル チャワン)」。日本の食卓にふさわしい形、ココットに
生地の形は、職人さんと何度も相談しながらたどり着いたもの。「STAUB」のロゴやその両端のラインも、位置や太さのバランスを変えて、度々試作を重ねました。
古くからの焼物の地・三重県へ、ル チャワンが生まれる場所を訪ねてきました
制作をお願いした工房の付近には、多くの窯元が集まっています。ル チャワンには、日本の最高級粘土を3種以上ブレンドしています。
粘土を型に入れて成形し、生地を作ります。手作業のため、1日の生産量は限られた数のみ。取り出した後も、はみ出した粘土(バリ)を除いたり縁を滑らかにするなど、感覚が頼りの工程が続きます。
こうして誕生したのが、これまでのボウルとひと味違う、まさに「ごはん茶碗」にぴったりなシェイプ。素焼きした生地には、数回にわたって内外に釉薬をかけます。
10種以上をブレンドした釉薬を生地にかけます。上、下と2回に分けてかけるのが、独特の仕上がりのポイント。もし実物を目にする機会があれば、ロゴやラインの周りの表情ある風合いを、ぜひ確かめてみてくださいね。
焼成用の容器に入った生地。内側や縁の細かな部分まできれいに色分けするのも、一手間かかる行程です。窯に入れ、約20時間かけて焼成します。
ル チャワンがついに出来上がり。焼きあがると一回り小さくなるので、それも見当に入れて決めたサイズです。しっくり手になじむフォルム、つややかで温もりを感じる質感は、Made in Japanならではのもの。STAUBから日本の食卓へ贈る新アイテムを、いつもの、ふだんのごはんでこそ楽しんでいただけたら嬉しいです!
STAUB ジャポネスクシリーズ 「Le Chawan」 全3色
公式オンラインショップへ→ http://bit.ly/2gdDOUg