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ストウブのお手入れ、シーズニングの方法

2017/12/26

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質問の多いお手入れ方法「シーズニング」のやり方をご紹介。ストウブを買って初めて使う前に、まず行いたい「ならし」の作業。ストウブを長持ちさせるためにぜひ、使い始めた後もときどき行ってみてください。

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【 用意するもの 】

  • 食用油
  • クッキングペーパーやペーパータオル、ハケ

シーズニング用に最適な油は、サラダ油や米油(写真下)。植物性でさらっとしていて、鍋肌によくなじみます。保護のための油なので、ストウブの内側のザラザラに入り込んで浸透しやすい油が適しています。あまりおすすめでないのは、オリーブオイル(写真上)やゴマ油。これらも植物性ですが、少し粘り気がありベタベタするので鍋に残りやすくなってしまいます。匂いのある油は、次にお料理する時に香りも気になりますね。

クッキングペーパーは、不織布のタイプが便利です。あればシリコン製のハケも使用可能。

【 手順 】

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1、お鍋を中性洗剤とお湯で洗って乾かし、キッチンペーパー等に食用油をとって、内側に塗り広げます。忘れやすいのが、鍋のフチや、蓋裏の凸部分。蓋裏と鍋のフチをシーズニングしておくと、サビ防止に特に効果的。サッとひと塗りしておきましょう。

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2、弱火で3〜4分加熱して、鍋肌に油をなじませます。油を焦げ付かせないよう、ごく弱火にかけるよう気を付けましょう。触っても熱くないくらいまで冷めたら、キッチンペーパーで余分な油を拭き取ります。

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3、こちらが拭き取った後の出来上がり。鍋にツヤが戻って、程よく鍋肌が潤いました。

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油を塗る時は、シリコン製のハケを使っても構いません。深さがある鍋や小さいサイズのストウブには、ハケを使うと塗りやすいですね。

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最後に油を拭き取る時、紙製のキッチンペーパーは、強くこするとケバがつく場合があります。やさしく拭き取るか、不織布のタイプのキッチンペーパーを使うといいですよ。

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使っていくうちに、うっかり「焦がしてしまった!」というトラブルも。

焦げ付きや鍋の内側・外側のうっすら汚れのお手入れは、こちらでどうぞ→ 「ストウブ鍋の焦げ付きをとる方法」

【シーズニングを行う頻度は?】

内側の艶がなくなってきたときがシーズニングを行うタイミングの目安。期間よりも内側の状態をみて、ぜひ気がついたときにやってみてください。

シーズニングせずに使い続けると、内側が乾燥し白っぽくなったり、さらに進むと食材が焦げ付きやすくなる場合があります。シーズニングを毎回行っても、特に問題ありません。「今まで一度もシーズニングしていない!」という方が、もしいたとしても大丈夫。今からでも遅くないので、始めてみてください。

「そろそろ必要かな」と思ったら、そのお鍋で揚げ物をするという方も。お料理しながらシーズニングできる、よいアイデアですね。

シーズニングした後のココットをお料理に使うときは、洗わずそのまま使用しても大丈夫です。

【 ごはんココットにも必要?油が気になる・・・】

「ラ ココット de GOHAN」では、シーズニングをためらうというご意見も。内側は他のココットと同じマットエマイユ加工なので、ごはんココットもカサついてきたらシーズニングを。香りが少ない油を選んだり、油の量を極力減らすなど、ごはんに影響が少ないよう工夫してみてくださいね。

やってみると意外に簡単なシーズニング。ちょっとしたお手入れで、お気に入りのココットとぜひ長くお付き合いしてください!

ストウブ一覧商品はこちら

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