KITCHEN TIPS
2018/02/09
大根は、切り方次第で味わいが変わる食材。よく使われる切り方や下ごしらえ、どんな料理に向い
おでんやふろふき大根など、ゆっくり味を染みこませる料理に向く切り方が「輪切り」。繊維を断つように、調理法に合わせて1〜2cmの幅に切ります。大根の皮は厚いので、筋張った部分が取り除けるよう、2〜3mmで厚めに皮をむきましょう。
切った後に、包丁またはピーラーで切り口の角を落とすように面取りすると、煮崩れにくくなります。
表面に、十字や格子状のかくし包丁を入れると、味がより染み込みやすくなります。
大根を5cmくらいの輪切りにして、皮む向いてタテに薄切りし、さらに細く切るとタテの「千切り」に。繊維に沿ってカットするので、シャキシャキした歯ごたえが楽しめます。サラダなどにおすすめ。
横の千切りは火が早く通るので、味噌汁の具などにするときに。
輪切りにしたあと、四等分にすると「いちょう切り」。煮物に加える場合は少し厚めに、塩もみや酢の物など生でいただくときは薄めに切ったものがよく合います。
むいた後の皮は、千切りにしてきんぴらに。年中ありますが、一番美味しく楽しめるのが冬。切り方を変えていろいろな料理で味わってみてください。