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2018/11/16
ストウブ初心者さんなら、「ストウブをもっと使いこなし
秋冬に恋しくな
ストウブで炊いたふっくらご飯と、どちらも相性抜群。では、早速「鯖の味噌煮」の下ごしらえを始めましょう。
煮魚で大切なのが下ごしらえ。鯖など青身の魚は、おいしく栄養もたっぷりですが、独特の「くさみ」が苦手な方も多いはず。一手間で、生ぐさみはぐんと変わります。まず、網を乗せたバットに鯖を置き、塩をふります。10分ほど置くと、水気が出てくるのでキッチンペーパーなどで取り除きます。
皮目に、十字の切り込みを入れます。身の厚い部分は火が通りにくいので、切れ目を入れることで火が通る時間をより均一に。味も染み込みやすくなります。皮の縮みも防いで、見た目もよりきれいに仕上がります。
熱湯と氷水を入れたボウルを2つ用意します。鯖を、まず熱湯に入れてさっと引き上げ、すぐに氷水につけます。これは「霜降り」という和食の下ごしらえで、魚の臭みを除くのに効果的です。
2ミリに薄切りした生姜、水150cc、酒50cc、砂糖大さじ2杯をココットに入れて中火にかけ、沸いたら鯖の皮目を上にして入れます。アクが出たら取り除きます。
味噌を煮汁で溶き入れて、再び沸いたら、蓋をして煮ます。10分ほどで、美味しそうな仕上がりに!
ストウブの重たい蓋が、旨味を閉じ込めるので柔らかくふっくら。蓋裏のピコを伝って食材の水分が降り注ぐ、ストウブならではの「アロマ・レイン」の効果です。
次はひじきの煮物です。大豆はたっぷりの水で一晩戻し、浸した水ごと鍋に入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして、蓋をして弱火で柔らかくなるまで煮ます。ひじきは水に30分浸して水気を切り、食べやすい大きさに切ります。油揚げは湯通しして細めの短冊に、人参は3cm長さの太めの千切りにします。
鍋に油を入れて中火にかけ、ひじき、人参、油揚げを入れます。
出汁、醤油、砂糖、みりん、大豆を入れて混ぜ合わせます。蓋をして、中弱火で加熱します。
5分ほど煮たら出来上がり。蓋をして蒸し煮にすることで、調味料がしっかり染み込みながら、水分を保って旨味たっぷりに仕上がります。
ごはんココットで炊いたご飯が、さらにおいしくなる「煮る」編のレシピ。いつもの食卓で繰り返し作りたくなるようなお料理が、「ストウブはじめて教室」でお伝えするレシピの特徴です。
次回「焼く」編では、お肉をメインにしたメニューをご紹介しますのでお楽しみに。前回の「蒸す」編もぜひご覧になってみてください。→ 「蒸す」編を見る
「ストウブで蒸す・焼く・煮る」を一度で知りたい!という方は、デモ形式で学べる、湘南平塚スタジオの1日レッスンがおすすめ。じっくり学びたい方は、全3回のクラスを横浜元町スタジオでご用意しています。
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