KITCHEN TIPS
2019/05/27
料理に彩りを添える「ブロッコリー」。切ったあと、まな板の上にポロポロ崩れた”つぼみ”=花芽が散らばって困ったことはありませんか。
簡単なコツで、まな板の上がキレイなまま崩さず切ることが可能です。「HATAKE CAFE」神保シェフが教えてくれた切り方の豆知識をご紹介します。
写真の包丁:アーク コンパクトシェフ
ブロッコリーは、花芽の間にゴミなどがよく入っています。ボールに水を張り、茎を水中で振るようにすると、蕾の間のゴミが取れます。
小房を軸から切り取ります。そのあと、根元から茎の部分に切り込みを入れます。ここでつぼみまで切り落とすと、ボロボロ散らばるので切り落とさないように気をつけてください。深めに切り込みを入れたほうがそのあとの作業が簡単です。
切り込みから裂くようにして小房を半分に切ります。大きすぎたら、さらに半分に切り込みを入れて手で割きます。
つぼみまで、崩れず分けることができました。これは、ブロッコリーの小房には茎からつぼみまで、一直線に細胞がつながっているためだそう。これなら、まな板の上が散らからず、調理や片付けがさらに簡単になりますね。ぜひ皆さんも、お弁当や普段のおかず作りのときに試してみてください。